夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

本について

小説『ひとりぼっちのあいつ』の感想

『ひとりぼっちのあいつ』(伊岡瞬著、2015)という小説を読みました。 新聞の書評で紹介されていて気になったのと、何となくタイトルに惹かれたというのもあります。最近本を読むスピードが落ちてるので、厚めの本は避けてましたが、400ページ以上にひさしぶ…

『R25』がなくなるなんて知らなかった

以前『R25』というフリーペーパーが駅やコンビニなどに置かれておりました。25歳ぐらいの男性対象の小さな冊子だったのですが、25歳でもない女の私が読んでました。 自分が通りかかった時に持ってくる場合もありましたし、兄が私の分も持ってきてくれる時も…

人工知能は感情を持つようになるか

先日『アンドロイドレディのキスは甘いのか』(黒川伊保子著,2017,河出書房新社)という本を図書館で借りて読みました。タイトルを見て少しその場で固まりましたが(笑)、人工知能の話とか関心があったのと、ぱらっとめくったら読みやすそうだったので借りてみ…

一つの価値観に縛られない生き方

◎はじめに 『「ひきこもり」経験の社会学』(関水徹平著、2016、左右社)という本を図書館で借りて読んだ。 「ひきこもり」というと皆はどういうイメージを持っているだろうか。 この本の表紙にはでかでかと数字の「3」が書かれている。 これは「ひきこもり…

働いたら○○

先週買い物をして家に向かっている途中、向かいから歩いてきた男性が「働いたら○○」と書かれたティーシャツを着ていた。○○の部分には何らかの文字が書かれているはずなのだが、彼が私の左側を歩いていたせいで、左側に何が書かれているか分からなかった。働…

弱き者たちの連帯

今まで読んだ本で、その時の自分の心を揺さぶった本、救ってくれた本はいくつもあるはずなのだが、読んでしばらくたつと内容が全く思い出せなくなっている。 そんな私なので、ブログを始める前は自分が読んでよかった本でも紹介するサイトとか作ろうかとも思…