駄目な自分の受け皿
仕事をしていると自分の欠点が浮き彫りになり、ひどい自己嫌悪に悩まされます。
前職ではその欠点をかなり責められ、同僚から無視をされていて、自分の中の「人間不信」みたいのが強くなり、どんどん自信もなくなり、生きる気力も相当奪われていました。
少し前に読んだ本で、
「自分の駄目なところを受け入れてくれる人がいることで人は自立出来る」
といったようなことが書かれておりました。
親の中には、子供のやることが自分の価値観と合わないと「あれは駄目」「それは駄目」といって、なぜそうしたのかも考えない人もおります。
結果子供の自信を奪い、自立を妨げることにもなります。
自分の価値観を否定され続けると自分に自信が持てなくなり、人の指示がないと動けなかったり、一つの価値観に縛られて何かに依存しやすくなると思います。
自分を否定されて育った人と、そうでない人の「生きる力の強さ」の差は歴然としてます。
でも幼い頃の生育環境が恵まれなくても、その後に出会う人に恵まれればいくらでも挽回は可能です。
ただ問題なのは、自信がない人は人と上手く繋がれないので、色々な人と出会う機会がなく、変わるきっかけがないところです。
私の父親は学業に支障が出るからと、親(私の祖母)に反対されて学生時代に野球をさせてもらえなかったと、母から聞いたことがあります。
家庭内暴力で家庭崩壊を招いた張本人なので、一生許せることはないと思いますが、社交的でなく、器用でない性格が父親譲りの私は(嫌だー!)、必然的に考えてしまうことが多いです。
皆に愛されなくたって結婚出来たんだから、自分の家族ぐらい大切にしてくれよ!と言いたくなります。もう会わんだろうけど。
私は心の中に大穴が空いたまま生きてるような状態ですが、父親のようにギャンブルとかお酒で埋めないよう、生きている間は色々探して試してみるつもりです。
仕事は失敗続きで呆れられているところはありますが、一生懸命教えてくれようとして下さってるので、やれるところまで頑張れればよいなと思っております。