夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

自分は自分の人生を生きるしかない

職場で仕事の引き継ぎをしております。

引き継ぎをしている退職される方は、周りにも気配りが出来て性格も親しみやすく、同僚の方が彼女を評価しているのが身近にいても感じられます。


最近自分の気が滅入って、しょぼくれた記事ばかり書いていたのも、彼女と自分を比較して自信喪失していたからかもしれませぬ。



冷静に考えると、生まれも育ちも違う人と能力の比較をしてもどうしようもないのだと思います。

機械で決められた通り作られている、世に並ぶパッケージされた商品であれば比較されてしかるべきですが、人間持ってきた能力はそれぞれなので、比較しようもありません。


それなのに比較してしまうのは、周りの評価によるところが大きいのだろうと思います。
周りが自分を「駄目なヤツ」と評価したら、自分自身も「自分は駄目なヤツ」と感じるようになります。


人間どのようになるのが「正解」という明確な完成図がないから、今の自分でいいのか分からなくなって不安になったり、将来が見えずに苦しんだりするもんです。
結局は、自分の意志で決めた行動の積み重ねが「自分」というものを作っていくんですけどね。



私は今30代前半なのですが、20代は仕事に悩んで苦しんでるだけで終わってしまった感があります。

もう少し何か得意分野を作るとか、大恋愛をしてみるとか(笑)、そういう「生き生きした感じ」がなかったなと……。

そんなんなので、これから何か一つでも続けて腕を磨いていけるものが欲しいなと漠然と考えては、「それはなんぞや?」と迷走しております。

20代に特に何も出来なかったのは仕事が安定してなかったのもありますが、とにかく「金銭面で余裕が全くなかった」というのもあります。

やはり何だかんだいっても、お金がないと出来ることが限られてきますし、やりたいことがたくさん出来るようになれば人生の選択肢ももっと広まりますからね。


自分が楽しいと感じることは、「責任」とか「利益」とか考えずに済むから楽しいのであって、仕事は楽しさと別物であっても仕方ないのでしょうね……。