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夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

心が通わなくなる日

昨日田舎から、いもが届きました。


田舎の祖母はずっと農業をしており、最近は自分が食べる用に野菜を育てていて、食べきれない分はたまに送ってくれます。

じゃがいもが大好きなのと、貧乏暮らしには食料を送ってもらえるだけでもかなりありがたいので、いつも助かっています。


お礼に電話をかけました。

私「荷物届いたよ~。」
祖母「そうか。」
私「どう、元気にしてる?」
祖母「じゃあな。」

ブツッ。プープープー。



最近はそんな感じです。
こちらから電話をかけると早々に切られてしまいます。


いつからだろう。
何か「会話」をしてる感じがしなくなったのは。


祖母が用事があって電話がくる時は、こちらが聞き返す間も与えないぐらい一方的に話していることが多いのです。

方言や私の知らない話で少し考えてしまう時は、
「おいっ、聞いてんのかー?」
と語気を強めて言うのです。


私が仕事を辞めて無職の時も、辞めた話はしたはずなのに、
「今何やってんだ?おい?」
と何回も言われ、何だか無職を責められてる気分になって涙目になったこともあります。



昔はそんな人じゃなかったはず。


田舎に帰って母親に怒られてしおれてる時も、笑ってなぐさめてくれてました。

田舎からこちらに帰る時に玉子焼きとおにぎりを持たせてくれて、それが私は大好きでした。



今となっては祖母の態度にも慣れてはきたものの、初めの頃はかなり落ち込みました。
元々持っていた性格なのか、加齢によるものなのか、定かではありません。


私の母は親の言うことを聞く素直な子供だったようで、私は昔の話を聞く度に、「ずっと言いたいことを言えずに我慢してきたのではないか」と思いました。

「生きている間にしか言えないから、今のうちに言っておいた方がいいよ。」

と母に話しました。


母は何度か試みましたが、祖母の反応を見て、私は「遅すぎた」と感じました。

耳の痛い話は全て「忘れた」と言うのです。

本当に忘れてしまったのか。
ただ聞きたくないだけなのか。


私はもう少し早い時期に、「会話」というもの自体をかわせる時間がもっとあればよかったのにと思いました。
母は父親が家で暴れていたせいで、生活していくだけで精一杯になっていました。

子育てが落ち着いて、やっと時間ができたと思ったところなのに。



私は今親がそばにいて、言いたい放題言える環境で恵まれているのだと思います。