夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

腹を割って話すことの大切さ

母がメロンを買ってきてくれたのをぱっこり切って食べました。

母いわく買う時かなり固かったらしいので、しばらく寝かせてから食べようか悩み、結局食い気に負けて(笑)食べることにしました。

実際切ってみて、中身が意外と熟していて驚きました。


外からは分からないもの、開けてみないと分からないものってあるのではないかと思います。




先週職場で自分の至らないところを先輩からかなり言われて、仕事に行くのも、生きるのすらも辛いと思っておりました。

その後先輩が話す時間を取ってくださり、自分の欠点を客観的に見るとどう見えるのかについて聞いたり、お互いの思っていることなどを話し合いました。



私は不器用で一つのことで頭が一杯になると他のことが考えられなかったり、人の状況を察するのが苦手で、そういう性格がこれまでのあらゆる場面で影響を及ぼしたりしていました。


そういう姿は端からみれば「自分勝手」に映るようで、大抵の人は敢えて指摘することもなく関わりを避けるか、その態度に対して怒りをあらわにしたりします。


私の方は「何か気に障ることをしたんだろうな」と思っても、原因が分からないので、毎回自分を全否定してやり過ごしてきました。



私は自分の欠点を自覚していて、なぜそういう状況になったかを自分で語れる範囲で先輩に伝えました。
先輩からの指示も、主語が不明だったり抽象的なものは理解しづらいと話しました。


先輩に「正直こんな仕事出来ないと思わなかった」と思われても、正直に思っていることや困難な状況を伝えて、この仕事が無理ならはっきりさせるべきだと思いました。



先輩と仕事終わりに何時間か話して、先輩がこちらがどうやったら上手く仕事をやっていけるか考えようとしてくれているのが分かりました。

私は研究をしたり、ひたすら何かを作るようないわゆる「個人プレー」を得意としているところがありますが、それでも会社という「チームプレイ」で働く環境ならば、自分の価値観だけではやっていけないのだと改めて感じました。



先輩は私と仲良く、というか良好な関係で仕事を続けていきたいと考えていらしてて、言わなければいけないことは厳しくても言うべきと思っていらしたので、私も先輩からの歩み寄りに応じるべきだと思いました。



人間関係が上手くいかなくなる時とは、大抵お互いの認識のズレとか、相手に言いたいことが充分伝わっていないことによる行き違いがあるかと思います。

私は比較的曖昧な表現とかの理解が弱かったり、伝えるべきことをあまり表に出していない(自分では出してるつもり……)ようなので、より問題を抱えやすいのかと思います。



また気づかないところで何かやらかすのではないかと気が気ではありませんが、何とか生きております。


人間は複雑で、面倒で、嫌になることの方が多いです。
本心をぶつけ合えば、関係が悪化して取り返しがつかない仲になることなんて日常茶飯事ですが、相手を理解しようとして誠実に接する姿勢は保っていかねばと思っております。