取り戻せない時間
先日、母の誕生日祝いで外食しました。
だいたい誕生日祝いは、何か欲しいものがあるか聞いて買うのですが、たまには食事でもよいかなと私の方から提案しました。
記念日だし、景色のよさそうなところがよいなということで場所はすぐに決まったのですが、お店はグルメサイトとか眺めててもイメージが湧かず頭痛がしてきたので(笑)、取りあえず行ってから探すことになりました。
当初ランチをする予定だったのですが、家を出るのがお昼頃でランチタイムに間に合わず(起きられなかった……(~_~;))、結局ディナータイムに食事しました。
確認しなかった私が悪いんですが、ゆっくり食事をしようと思っていたのに、ディナータイムはバイキング形式(今はビュッフェって言うんだっけ……)になることに気づかず、正直お祝いムードがすっ飛んでしまいました。
味は美味しかったです。
ただ、以前よりだいぶ食べれなくなってしまったらしく、最後の締めにデザートをとケーキを全種類連れてきたら見事に撃沈しました。(@_@)
最後はお皿に乗った大好きなチョコレートケーキと、外の景色を交互に見つめていました。
落ち着かなかったのはバイキング(ビュッフェ……)形式だったからというだけでなく、子供がせわしなく走り回ってた、からだと思います。
何度もお尻から振動が伝わってきて、居心地がよくなかったなと……。
お店を出て、食べ過ぎで動けず外にあるソファーで伸びていると、その場にいた子供という子供はみな走り回っていました。
その場にいた親御さんは、きっと私ぐらいの年齢なんだと思います。
親の子供に対する接し方に「正解」なんてないけれど、小さいうちの親からの影響って意外と生きている間ずっと続くものだなと実感したりします。
私の家は早々に崩壊してたので、食事に連れてってもらえる子供が羨ましいなんて思ったりします。
うちの場合、数えるぐらいは外食に行ったことはあっても、大抵父親がキレるので、あんまり楽しかった記憶はなかったりします。
ホントは家族でもっと出かけたかったな。
そういう思いはずっと消えない。
仮に何かの手違いで新しい家庭を築くことになって、「それ」を再現しようとしても、それは自分が欲してたものとは違う気がする。
今子育てをしている方は、自分が出来る限りでよいので、子供にしてあげられることはしてあげるとよいだろうと思いました。