夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

孤独死について考えてみた

先日TVの『NEWSな二人』という番組で「孤独死」がテーマでやっておりました。

このテーマ、もはや他人事ではないですね……。


番組によると、近年若年層の「孤独死」が増えてきているそうです。
遺品整理をする清掃業者の方が取材に応じていて、若年者で孤独死をする方の例として、引きこもりの方が自ら死を選ぶというケースがあるそうです。

ある程度年をとってからの問題かと思っておりましたか、若いうちにもう未来を絶望視してるとは現実はかなり深刻ですね。


よく「孤独死」の問題が取り上げられれる時に、「結婚した方がいい」とかいう話になりますが、「これでは問題解決にはならんでは」と毎回私は思います。


たとえ結婚しても夫婦が一緒に亡くなる訳ではないので、先にどちらかが亡くなったら一人になります。

その残された方が、近所付き合いや知り合いとの交流がなかったり、子供がいなかったり、もしくはいても何らかの理由で交流がなかったりもする訳です。
「結局結婚しようがしまいが「孤独死」じゃん!」
と思ってしまいます。


この問題に対して番組では、ゲストの方が年配の方と若者が一緒に暮らすシェアハウスなど、海外の例を紹介しておりましたが、時間の制約のためなのか、あまり掘り下げて触れられませんでした。


孤独死」に関して、「もっとつながりを持ちましょう」とかもよく言われますが、なかなかそう簡単にいかないものかと思います。


若い方で人と上手く繋がれない方は、家族以外との交流がない場合が多く、家族が亡くなってしまったら本当に一人になってしまいます。

辛うじてネットの世界で誰かと繋がっていたとしても、その人に何かあってアクセスが途絶えたら、「辞めたんかね~」くらいにしか思われない気がします。



私としても色々対案を考えてみたのですが、なかなかいい案が浮かばないもんです。

何日かおきに生存確認をするシステムを作るといったって、なんか「私生活に干渉されたくない!」というふうに思うだろうし。
そもそもずっと誰とも交流がなくて、自殺するくらい追い詰められてる人の場合、自分が亡くなった後のことなんて考える余裕がないかと思います。


私も「孤独死」予備軍です。
自分が動かなくなった後の、自分の事後処理が出来たらどんなにいいもんかと思います。
なるべく人に迷惑をかけずして人生を終えたいものです。

今から出来ることとして、なるべく物を減らしておこうとかアホなことを考えております。
もし、「一週間何の連絡もなかったら連絡をもらえるシステム」とかあったら取り入れるかもしれないですね。