昔の記憶が頭をグルグルめぐる
『魔方陣グルグル』の3回目となるアニメ放送がされるそうです。
って、今はグルグルを知らない方が多いのかもしれないですね。(^_^;)
90年代に2回アニメになっていた漫画なのですが、私は現在も連載してることを最近知りました。
どういう漫画なのかざっくり言うと、
「勇者と魔法使いが魔王を倒す話」
です。(笑)
これじゃー面白さは伝わらんね。
ギャグ漫画ですよ。
とにかく登場するキャラがハンパなく面白い。
「腰みのをつけた上半身裸のおやじ」(⬅変態?)
とか
「しゃべるプードル犬」(⬅ソフトバ○ク?)
とか
とにかく、「まともな」人が誰一人いないんじゃないかというぐらいかなり笑える漫画です。
我が家では兄妹ともどもハマっていて、昔の写真とか見ると兄はたいてい「キタキタおやじ」(⬅腰みののおやじですよ)のポーズをとっておりました。
私は主題歌も好きで、特に奥井亜紀さんの『Wind Climbing 〜風にあそばれて〜』は兄がCDを持っていましたので、当時はかなり聴いてたました。
最近でもたまに聴いたりしますが、結構「うるっ」っときますね。
私の画風も、友人が私の絵を見て「それってグルグル?」って聞いてくるぐらい影響力はかなりあったかと思います。
その頃はドラクエのモンスターばっかり描いてましたが、グルグルのギップルというキャラクターもよく書いてました。(⬅モンスター扱い?)
グルグルという魔法は確か子供しか使えなかったような……。
グルグルって、「絵を描く楽しさ」の象徴みたいなもんですよね。
あれやこれやとノートに思いつくまま描いたものが結構いい作品だったり、自分の心理状態をよく表してたりするもんです。
私なんぞ人と中々親しくなれないもんで、小中高大と変わる度に共通の話題がなくてツラくなるんですが、グルグルの話は同世代だと世界共通語みたいなもんでしたね。
私は小学生からずっと漫画家志望でしたので、将来は会話が苦手な人の会話のきっかけになるような漫画を描きたいと思っておりました。
グルグルのようにシリアスになりそうなシーンを全て笑いにしてしまう秀逸な作品を描いてみたかったものです。
年を取ると、子供の時のように「思うがままに興味があるものにチャレンジして失敗して」ということが難しくなってきてしまいますね。
たまにこうやってあの頃に帰ってみると、「もう少し未来は明るいと思ってたな~」と、生きる活力が戻ってきたりもします。
アニメの放送時間はいつになるのか分かりませんが、少ししたら日本の片隅で大爆笑してるかもしれないですね。
違和感ハンパない(笑)
だれ?