夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

私は仕事ができないけど

7月から、今の私の仕事の担当が増えました。
時間内に処理しきれず、この一週間てんやわんやになっておりました。

前の職場で、仕事量が増えていき処理しきれず、だるまのように膨れ上がっていった時の「焦り」の日々を思い出したりしました。



でも今の会社では、仕事を教えて下さる先輩が、私の仕事の進捗状況を見たり、新しい仕事の習得具合で仕事を振る量を調節して下さるのがだいぶ違う点かなと思います。
取りあえず今の新しい仕事は、私がホントに「ヤバイ」となったら考えようということになっております。



以前は、私がどんなに仕事で困難が発生しても同僚も上司すらも見て見ぬふりで、大問題が発生してから一斉に責められるような毎日でした。

今の状況から振り返ると、問題が小さいうちに相談出来る環境であったら防げたところはありますし、今よりもっと膨大な量の仕事量で、そんな環境は私には無理だったのだろうと分かります。



TVで『ウチの夫は仕事ができない』という新しいドラマが始まりました。
タイトルからして、私のようなタイプの人の話だろうと察して見てみたら、やはりそんな感じでした。

主人公の夫が直面する仕事でのトラブルが痛いほどよく分かる。



最近でも今の仕事の先輩にめっちゃ言われたことですが、「自分のよかれ」と思ってしたことが、「会社のよかれ」とは違うということなどなど……。
ホントこういうタイプの人は裏表がない分、上手く立ち回れなくて損をしたり、とにかく不器用一直線なんですよね。


これはドラマだから、そういう夫に対して理解して支えようとする妻がおりますが、現実は相手に「こうあって欲しい」と、色々期待してしまって上手くいかないもんだから難しいところなわけで。


私は自分が不器用なタイプだから、同じように不器用そうに生きている人のことが気になってしまいます。
私には結婚は程遠い話だけど、たまにそういう不器用な人を自分が結婚相手に選んだらどうなるだろう、と空想したりもします。


私と同じように仕事で苦労するかもしれないので、無理して合わない環境で疲弊して欲しくないと思いますが、生活していかないといけんので、お互いに出来る仕事を見つけて食い扶持を稼がんとならんからね。

大金稼げなくても、お互いが精神的支柱になって助け合う意志があれば何とかなるんではーと思ったり。
あくまでも理想論ですが……。



ドラマとは「時代を映す鏡」の要素もあるので(←以前より影響力は弱まったけどね)、こういうタイプの人を取り上げるということは、身近な話として受け入れられる時代だからとも言えるのかもしれないですね。

今は「瞬時の判断力」とか、「応用力」とか、高度なビジネススキルを求められる仕事が増えてしまって、それに適応出来ない人にとってはかなり生きづらいかもしれません。



今の私の仕事はまだかなり「アナログ」な部分があって、キャリアを積むという点では難しいといえるところがあります。

でも色々仕事をしてみて、勿論仕事内容も大切なんだけど、「誰と仕事をするか」が仕事を続ける上でかなり重要だなと実感しております。
あと、人が羨むような仕事かどうかよりも、自分に合った職場環境を選ばないとしんどい、とかね。



ドラマの第一話で夫は仕事を辞めようとして退職願を書くのですが、妻の妊娠が分かったり、自分が仕事が出来ないことを打ち明けた時に、妻がそういう夫でも受け入れようとしてることでもう一度仕事を頑張ろうということになりました。

ドラマがどういう方向で展開していくか楽しみでもあります。