人生で必要なものは疑問力
8月ももうすぐ終わりですね。
たんまりと宿題を溜め込んでる学生の方は、最後の追い込みをかけてる頃でしょうか。(^_^;)
私は、というと、漢字ドリルやら計算ドリルやら、とっつきやすそうなやつは先に片付けて、読書感想文とか時間のかかりそうなのは後回しにしていたような気がします。
読書感想文…………。
結構苦手でしたね。(~_~;)
何が大変かというと、
①「まず十分理解できる読解力が必要」
②「そして読んだ内容を分かりやすくまとめる文章力が必要」
③「かつ決められた本を読んで感想を書かなければいけない」
からだと思います。
①、②についてですが、
当ブログでも、読んだ本で記事にしたいと思う本はあったりしますが、自分の能力不足で結構これがムズカシイ……と今でも思っております。
何が難しいって、書評は人に勉強を教えるのと似たようなもんで、自分が人に説明出来るぐらい読み込んで、理解して、人に分かりやすく説明しないとあかんからです。
それでも③のように、自分の興味外かもしれない決められた本を読んで、読解力と忍耐力(笑)を鍛えろということなんでしょうか。
私は自分で読みたい本を探すことから始めることに、読書感想文の意味があるのではないかと思うのです。
自分で課題を探し、考え、自分なりの解決策やら意見を表明するところに意味を感じるのです。
私は高校時代まで、ほとんど本は読んでませんでした。(漫画ばっかり描いてたので)
それが大学に入ってから、必然的に本を読むようになりました。
私が大学1年の時の必修科目に、文献を読んで文章を書くような基礎講座の授業がありました。
文系の学部(社会学とかその周辺)だったので、恐らく卒論のための初期段階という位置付けなのかもしれません。
テーマは何でもよかったので、その時「少年犯罪」について書くことにしたのですが、まずどうやってテーマにそった文献を探していいかあっぱっぱ~状態でしたね。
私が学んでいたのは社会問題とかを扱う学部だったので、ゼミとか他の授業で自分の意見を明確にするためにも、本を読まないと議論に参加出来なくなったり、課題をこなせないんですよね……。
そんなこんなで過ごした4年間は楽しかったし、貴重な時間だったと思います。
当時から関心のあった若者の就労問題とか心理的な問題とかは、今でも関心があって、気がつくとそんな本ばっかり読んでますからね。
私が学生してた頃よりも、知りたい情報は大抵ネットで得られる時代になりました。
それでも検索にかからない情報というのはあります。
自分が日々の生活の中で、「何でだろう~何でだろう~♪」と疑問を持つということは、個人が学んで成長していく過程で必要不可欠だなと思います。
自分の興味のあることについて調べて、まとめてという作業は決して無駄にはならないと思います。
自分の生き方を考える上で、疑問力を持つことは、次に何をすべきかを示す行動力にもなるからです。
今学生の方も、昔学生だった方も、これから学生になる小さい子も、疑問力を大切にして生きて欲しいと思います。