誕生日滅入る
一昨日は私の誕生日でした。
10月9日を意識しているのは、同じ10月9日の誕生日の人だけで、他の人はただの月曜日で祝日で、体育の日なんだろうと思います。
歳が一つ増えたところで、急に何かが変わる訳でもなく、いつもの休日と何ら変わりなく、布団を干して、衣替えをして1日が終わってしまいました。
誕生日というと、兄貴からいつもメールがきます。
普段全く連絡をしてこないのに、何故か私の誕生日だけは(兄貴が独り暮らしをしてから)毎年欠かさずきます。
それが夕方にもなっても来なかったので、
「忘れたんだろう。(@_@)」
と思っていたら、忘れていませんでした。
いつもはホント短い文章2、3行ぐらいで
「おめでとう。今年はうんぬん……」
という感じなのですが、今年は長い…………。
兄貴の文章が長すぎて、しかも主語がすっとばされて、兄貴のことなのか、私のことなのかわかりづらかった。
でもまぁ、要約すると、
「一人の人生は孤独だから、親が死ぬ前に備えておけ。」
ということらしかったのです。
備えろと言われてもねぇ…………。
兄貴は少し前に「結婚できないと孤独死だ」みたいなことばかりをずっと言ってて、どうしようかと思っていたのであーります。
私は今30代前半ですが、この歳にもなると結婚する人が増えてくる気がします。
私みたいにいつまでも独身でいると、「何か人格に問題でもあるんじゃないか」って思われたりするんだろうな…………、と最近は思うことも多くなりました。
そりゃー、帰ったら誰もいない暗い部屋はテンション下がるだろうし、「独身でも寂しくない」といえば嘘になるのかもしれませんが、あまり「結婚、結婚」って考え過ぎない方が気が楽ではないかと、思うのです。
こればかりは私と兄貴で「何が幸せか」の基準が違うからなのかもしれないし、男女によって事情が異なるからなのかもしれません。
今の時代、生涯未婚の人の割合だって増えてきてるのですから、段々とそういう生き方でも生活していけるよう、社会の方が変わらんといかんのですよ。
兄貴には私と違って学生時代からの友人もおりますし、野球のことだったら大体何でも知ってたりしますので、そーいう「今自分が持ってるもの」を大切にしていって欲しい、と、妹は思っておるのですよ。
って、誰の誕生日だっけ……?