夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

思い出させるもの

今まであまり時間が取れなかった、部屋の片付けを進行中です。
今日はとにかく溜まりに溜まった新聞を三ヶ月分ぐらい消化しました。


「………、えっ、三ヶ月分!?」

と、普通はなるでしょうな~。



もうそれどころではないです。実は去年の今頃の新聞ですよ。(@_@)

今時新しい情報こそ命の時代に、何と時代錯誤なと笑われてしまいますねん。
行きたいイベントも見たい番組も時すでに遅しですよ。

でも面白いのは、「一年経っても変わらんな~」と思う出来事があったり、今工事が着工している建物などが一年前に「こういう建物作りますよ~」という記事として載っていたりします。

この「新聞追いかけっこ」が衝撃的だったのは、東日本大震災の時でした。

地震が起きてから一年前の新聞を読んだら東北地方の記事とか載っていて、
「まさか一年後にここはあんなになって……」
と思ったら胸が詰まりました。



片付けの方ですが正直、どうしたものかという感じです…。(+_+)
周りに物が溜まってくると「あぁ息苦しい!」となるので、極力物を減らしたいのですが。


処理していた新聞の読者欄にも「片付けられない!」というお悩みが投稿されていて、
「思い出の品が捨てられない」
という方と、
「過ぎた過去は過去として処分すれば、物は減らせる」
という正反対の意見が寄せられておりました。


どちらもよく分かります。

当時は好きだったり必要だと思って置いておいたものでも、いま改めて見返すと、
「何で置いといてるんだ…?」
というものが出てきます。
本とか雑誌の記事の切り抜きとかだと、見直して減らせる部分もあるかなと思います。

ただ私の所持品で一番多いのがこれで、何度も見直した結果今に至るという感じにもなってきているのが現状です。(T_T)


捨てられないものでいうと、人から買ってもらった品物とか、いただいた手紙とか年賀状とかかなと思います。
あとは出先で入った博物館の案内とかそこで買ったお土産とか。

それ以外にも趣味で集めた千代紙だのおもちゃ消しゴムだの、100色色鉛筆だのが棚一杯に入っているという…。
もっと言うと自分で描いた漫画の原稿やら大量のネーム(⬅下書き)やらも捨てられないし…といったところです。



いつか引っ越しをするかもしれないし、はたまた不慮の事故とかであっけなく逝ってしまうかもしれないので、常に身軽にしたいと思いつつも上手くいかないのであります。

一方、もし突然記憶障害になって「私は誰?」となったとしたら、あまりにも物がなさすぎると、自分を思い出すきっかけがないかもしれないと思うこともあります。


私が過去から連続して生きている、という証として物は必要ではありますが、かといってあれやこれやと置いておくと自滅してしまいます。
バランスが難しいところだと日々痛感しております。