夢は夢のまま

教科書もマニュアルもない人生という学校で、共に学び、支え合い、卒業を目指すためのブログ。

今日はレオナルド・ディカプリオの誕生日

私の好きな俳優の一人、レオナルド・ディカプリオは11月11日が誕生日だそうです。
なので私にとって印象深かった彼の出演作品ベスト3を選んでみました。


【1位】タイタニック

あまりにもベタ過ぎて申し訳ないのですが、彼の作品で私が初めて見たのがタイタニックだったもので。(笑)

タイタニックを見に行ったのがちょうど私が中学生ぐらいかな。
夏休みの最終日に、
「夏休みどこも行ってない!つまんない!つまんない!」
って親にぶーたれたんです。
それでちょうどその頃やっていたタイタニックでも見に行くかーという話になりました。


上映時間が3時間ぐらいあって、普通なら「腰いたい」となってくるのですがホント釘付けでした。

私も絵を描くし家も貧しかったので、ディカプリオ扮するジャックの「貧乏な絵描き」という設定だけでもツボでした。
あとジャックとヒロインのローズがくるくるダンス(?)をしたりとか、一緒に居るときがホント楽しそうで、心が通じたらもう身分やら何やらという意識は吹き飛ぶんだと思いました。

一番好きなシーンはジャックがローズの絵を描いているシーンですね。(ローズは裸なのですが…^_^;)

絵描きが描かれている人(ローズ)の人生を見つめている眼差しで、美術館とかで見られる絵画などもこのような思いで描かれていたのかなーと想像しておりました。

まだ人生の入り口辺りにいる私に、人生における一瞬の 輝きを教えてくれた作品です。




【2位】ギルバート・グレイプ

私はディカプリオも好きですが、ジョニー・デップも好きで、2人を追いかけていったらこの作品に辿り着きました。

ざっくりとしたあらすじは、ジョニー扮するギルバートは父親が自殺で亡くなった後、父親代わりのように母親や妹弟たちの面倒を見ていたが、母親の死や彼の前に現れた女性がきっかけとなり、家族がそれぞれ自立していく話です。

ディカプリオは知的障害のある弟役で、すぐどこかに行ってしまったり何かと手がかかる弟で、いつも甲斐甲斐しく世話をしているギルバートも我慢の限界がきて弟に当たってしまったりしていました。

よく大人の事情は子供には分からないと思っていて、実は子供は子供なりに理解しているということがありますが、それと似たような感じで、弟が兄を困らせているのはどこか「お兄ちゃんに甘えてる」からで、ホントは兄を解放しなくてはいけないのを分かっているんですよね。弟のアーニーは。

そのディカプリオ扮する弟アーニーの表情とか演技がホント絶妙で、この作品に一気にハマりました。



【3位】レヴェナント:蘇えりし者

作品の内容自体は迫力があってよかったのですが、ところどころ「ん?」と思えるところがある感じなのですが、ディカプリオがやっとアカデミー賞主演男優賞を受賞したということで。

ディカプリオの父親役というのがどうもしっくりこなかったです。
「息子」ではなく一番年下で目をかけている「仲間」とかだったらしっくりきたのですが、そうなると復讐するまでの動機としては弱まってしまいますね…。この動機がもっと違った内容だったらよりベストだったかなぁと思ったりします。



あとディカプリオの作品では、『仮面の男』とか『華麗なるギャツビー』とかが気に入ってます。
まだ見たことがない作品とかありますので、死ぬまでに制覇してみたいですね。(^_^)v

人生は偶然の賜物

先週TVで、ゲストの芸能人が自分の卒業アルバムを見て、その同級生が今何をしているか追っかけるという番組がやってるのをたまたま見ました。

私はトーク番組とかドキュメンタリーとか、人の生き方が分かるような番組とかが結構好きで見たりするので結構面白かったです。
やっぱり人の人生は紆余曲折だなという感じで。



私はというと、学生時代は地味でまじめーな生徒でしたので、大学に行って、就職活動も計画的にこなし、手堅いところに就職していると思われるかもしれないです。



実際はとんでもなかったです。

高校は進学校だったので、クラスメートは大抵大学進学するのがほとんどでした。
友人は将来就きたい職業を決めている人ばかりで、それに就くための学部とか志望してました。

私はというと、本心では漫画家になりたいと思ってはいましたが自分には無理だと分かっていて、では何を学べばいいかということが全く分からない状態でした。
とりあえず兄と同じ学部とか母が勧めた栄養士になれる学部とかを受けようかと考えていました。


が。


全く勉強に身が入らんのです。

どうしても学びたい内容ではないため、目的を持って勉強していた友人とは違って勉強する気力が持てませんでした。

自分は何がしたいんだろう。
自分は何がしたいんだろう。
自分は何がしたいんだろう。


考えているだけで結論は出ず、自己分析なんかしても「やっぱり私は絵を描きたいのよね。」ということを再認識するだけで全く役に立たなかったのです。


勉強から逃げまくって、さすがにやばいと思ったのはセンター試験の一ヶ月前というとんでもない状況でした。
それからひたすら猛勉強。
時間が足りるはずもなく、一般入試で受けた大学はどこも受かりませんでした。(そりゃそうだー)


経済的に余裕がなかったので浪人とかは考えられず、それからはセンター試験の成績で受けられる大学の中から通いやすさとか学費などを検討して一つの大学を受け、幸いにも入学することができました。



選んだ学科は社会学とかを学ぶ学科で、受験生になって初めて知ったぐらい馴染みがありませんでした。

でも勉強していくうちに「まさにこれだ!」と思うぐらいピッタリ感はありました。

元々「現代社会」の授業とかが好きで、内容的にはそれに近いものがあったのと、私の興味が広く浅い傾向にあったので、色々な分野と関わってくる学問があるんだと知って感動したくらいです。


授業で聞いて印象に残っていた話が、「普通とは何か」ということを疑えということと、先入観を持って見てはいけないということでした。


「普通」に関していえば、例えば「学校に行くのが普通」と思っている人の中にいたら、いじめなどで学校に行けない人は「普通」の規定からこぼれてしまいます。
世の中には「学校に行くのが普通」と思っていない人もいるわけですが、自分の属する集団の考えが世界基準みたいに感じられてしまう訳です。
「誰にとって」の普通かを考えることで、学校という形でない学びの選択肢も考えられるようになるかと思います。


先入観に関しても、例えば授業中落ち着かない子供がいたりすると、「親のしつけがなっとらん!」とかいう話になります。
最近になって、発達障害とかが知られるようになりましたが、これは先入観を持ったままでは辿り着けない解釈のような気がします。



私は元々「周りと同じように受験勉強」、とか「周りと同じように就職活動」とかいうのが何か苦しいなと思っていた人間です。

就職活動でも躓いて何度も辛い状況になりましたが、こういう捉え方をしてきたから何とか生きてられたかなと思ったりします。


人生ホント「どん底だ……。」と思うことの方が多いかもしれませんが、未来はどうなるかは分からんもので、今は辛くても明日を信じて頑張らねばと思う今日この頃です。

『となりのトトロ』は何回見ても楽しめる

TVで『となりのトトロ』が放送していたので見てしまいました。


トトロはもう何回か見てる気がしますが、初めて見たのは「メイぢゃ~ん」(おばあちゃん(笑))と同じくらい、幼稚園の頃だったかと思います。

私の幼少期といえばホントメイちゃんそっくりで、ちょー頑固で親の言うことをなかなか聞かず、興味があるものを見るとすぐどっかに行ってしまうという、ちょー手のかかる子供でした。

そんなもんなので昔は結構メイちゃんに感情移入して見てました。
家にも小トトロ、中トトロ、でっかいトトロのぬいぐるみがあって、でっかいのは一番古株だったもんだからお腹のブーメランみたいな模様が結構剥がれるぐらい遊んでました。


大学生ぐらいにTVでやっているのを見た時は、どちらかというとサツキちゃん目線で見ていて、「メイちゃんは危なっかしいなぁ~」とか思って見てました。


今回見たらまたメイちゃん目線で見ていて(精神年齢が逆行している…?)、「お母さんいなくて寂しいよね」と思ったら段々昔のことを思い出してしまいました。


私が小学校の低学年ぐらいに母が一週間程入院したことがあって、その時初めて父親と兄だけの日々になりました。
私の父親は毎日怒鳴るか暴れるかしていたので、母がいない日々はホント辛くて、寂しくて、心細いものでした。
怖くて日常会話なんてあるはずもなく、毎日「早くお母さん帰って来ないかな。」とお祈りしてました。
一度お見舞いに行った時は本気で泣きつきました。



あれから20年以上もたつのに、トトロを見ていたらその時のことが思い出されて、気がついたら「ぶぁ~」と号泣してしまいました。
最近涙もろくなっているので、余計にやばかったです。


少し冷静になって見たら、メイちゃんが行方不明になっているのにお父さんが全く探しに来てなくて、「早く探しに来んかい!」と一人ツッコミしてました。

トトロは何回見ても楽しめる不朽の名作ですね。

アンパンマンのキャラクターで彼氏にするなら

遊び記事です。(笑)
アンパンマンのメインキャラクターで彼氏にするとしたら誰がよいのかまとめてみました。


【あんぱん】
・誰にでも優しく、困っている人がいたら手を差し伸べる「皆のお兄さん」的な存在。
・疲れてる時に癒しになるが、甘すぎる(優しすぎる)のが苦手な人に敬遠される傾向にある。
・誰にでも優しく彼女や家族に対しても同じような接し方のため、どのくらい大切に思っているか分かりづらい。
・人がよいため騙されやすい。


【しょくぱん】
・美男子で女性からもてる。
・元は何も味がついていない真っ白な状態なので、ジャムであろうと、バターであろうと、チーズであろうと、相手に合わせた対応が出来る。
・表は美男子な分、裏側は怪しい。(二面性?)
・付き合う人によって性格が良くも悪くもなりやすい。
・世話を焼きすぎると真っ黒になって駄目になる。


【かれーぱん】
・時代によって少しずつ変化はあるものの、基本的に中身(性格)が変わらない。
・短気で不器用だが身内には優しい。
・周りには左右されない分、意見が合わないと衝突する傾向にある。
・疲れている時はしつこく感じる。


何かこうしてまとめると「動物占い」みたいですね…。(^_^;)
私としてはみんなにいてもらいたい。(⬅浮気者)



パンとして食べるならカレーパンが一番好きですが
、敢えて恋人に選ぶなら私はあんぱんですね。

私はどちらかというと劣等感抱いているような「ばいきん」の方も気になります。
皆と仲良くなりたいのに、近づくと皆を駄目にしてしまうので、いたずらという方法でコミュニケーションを取るという、かなりかわいそうなキャラなので。
彼の側に女王キャラの「どきん」がいるのは、そんな彼への救済措置かしらと思ってしまいます。
(かなり尻に敷かれまくってますが。(笑))


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これは私の勝手なイメージ映像です。



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おまけです。(笑)

面接では自分をよく見せられる方が得だけど

新聞を読んでいたら、フランクルの『夜と霧』の中の「最もよき人は帰ってこなかった」という一文が 載っていました。

自分が生き残るためとはいえ、他人を蹴落とすことにためらいを感じたり、手段を選んでいるような人は生き残れないということだと思います。

これまで生きてきて、この言葉通りだと思う場面はいくつもありました。動物の世界だって弱肉強食は当たり前のようになっているのですから。

ただ、人間とはそういうものだと思いつつも、上手く立ち回れない私のような人もいるのではないかと思います。
器用な人は人の見ている前では優等生の顔をして、裏では悪態をついたりしているのかもしれません。
不器用な人は何かと損をしてばかりです。



ここ最近企業の面接を受けたりしていて、「こういう時上手く自分を表せる人は得だなぁ」と思っていました。
それなのでより「よき人は帰ってこなかった」に反応してしまったのかもしれません。

自分自身を製品に例えるならば、面接ではその製品の「売り」を伝えなければならないのですが、私は気がつくとどうしても製品の「欠陥」だけを伝えがちになってしまいます。
私は長時間労働が原因だったり短期で仕事を辞めているため、問題視されるのはその「耐久性」(体力や根気)であって、それを挽回するような「売り」を伝えなければならなかったのですが……。

私はたくさん失敗してそこから何かをつかんでいくしかなさそうです。
もし同じように面接や履歴書を書く際に、「短期しか働いたことがない…」とお悩みの方がいらしたら、それを解消するような行い(「スポーツ何年続けてます」とか継続して頑張っている何か)を伝えたらどうかと思います。


「面接では嘘をついた方が得か」という話もよくありますが、相手の状況や程度にもよる気がします。

あくまでも私の場合ですが、たとえ嘘をついても話に一貫性を保てなければ却って不信感を持たれかねないですし、しれっと嘘をつけるタイプでもないので、ボロを出してそれでも買ってくださるようなところをひたすら探すしかないという感じです。

あと私は入社してから「面接で聞いていた話と違う……!」となって、結果早期離職になったケースが多かったので、面接ではお互い正直な方が長い目で見れば得をする気がします。

仕事を始めた頃は

髪が少し伸びてきたので、いつも行っている美容院に行ってさっぱりしてもらってきた。


相変わらず美容院というのが苦手だ。

最初の頃は「何か話さなくては!」と気負っていたのだが、もう気がつけば15、6年も同じ方に切ってもらっているので、「あまり話さない客」で通すことにした。

人と会話するのが嫌ではないのだが、話そうとしたタイミングでどこからかドライヤーが「ぶぃーん」と鳴って、勇気を振り絞って放った第一声が見事にかき消されたりして、「あぁ~もうめんどーだぁ!」となってしまったのである。


今回新しい店員さんが増えていた。
いつも通り予約の電話を入れたら聞きなれない声の方が出られて「ん?」となった。
お店で出迎えてくれたのも彼で、初めて頭も流してもらった。


電話の対応も不馴れな感じで、頭を流す時もどこかためらいながら遠慮して私の髪を触っている感じだった。
ふと、自分が新人の頃を思い出した。


新卒で入った会社を不本意にも一ヶ月で退職したこともあって、次に入った会社では新卒同様だった。

電話を取るのは本当に怖くて、出たら出たでカミカミで、お客さんから「○○(会社の社名)さんですよね?」と言われる始末だった。
上司は周りの方からも「びくっ」とされるぐらい短気な方で、私はことあるごとに何度も怒鳴られ続けた。
幸い(と呼ぶべきか…)私の父親も短気で、怒鳴られることが日常的になっていた私にしてみれば、「私はいつも怒鳴られ人生なのね…」と諦めた感じで耐えていた。


それでも不本意なことは何度もあったし、辛くてトイレに駆け込んで泣きまくったことも一度ではなかった。
それでも最低限私がすべきことは、仕事を覚えて迷惑をかけないようにすることだと心がけた。
私は誰に対しても態度がそれほど変わらないので、相手が怒っている時は当たらず触らず目の前の仕事に集中した。

何ヵ月か一緒にいると上司がどういう人かも分かってきて、「きっと自己表現が苦手で短気なだけだ」と思えてきたので、それからは以前ほどは辛くなくなった。



私が直近まで勤めていた会社は、私の欠点ばかりを見ていて、「人間ってそれだけではないよね。」と何度も思っていた。

これから社会に出ようと思っている方に必要な環境は、たとえ失敗したり上手くいかなくても、その方が仕事のコツやら感覚を掴むまで、育てようとする器の大きさだと思う。
初めの段階で失敗ばかり責めていては、仕事で学べないまま辞めなくてはならなくなってしまう。


美容院の新人さんも焦らず、腐らず、頑張って欲しいなと思う。
接客業は一番ストレス多いけど、色々勉強になるだろうね。

自分は自分のものであって、自分だけのものではないことを忘れないでほしい

先日元女優の方が麻薬所持容疑で逮捕されました。

 

私は彼女のファンではありませんでしたが、以前出られていたドラマとかを見て知っていて、つい数か月前に「最近あの人見なくなったね~」と母と話していたばっかりでした。

ちょうどその時芸名を本名に変えていることを知り、それでも活動は続けられていたので、たとえ表舞台にに出る機会が減っても頑張っておられるのかなと思っておりました。

 

このニュースを聞いて少し言葉を失いました。

たとえ逮捕されるようなことがあっても、故意ではなく車で人をはねてしまったとかはありそうでも、まさかこのような容疑で逮捕されるとは思っていませんでした。

 

私の記憶している女優としての彼女は、さばさばしているけど落ち着いていて、それでいて歳を感じさせないエネルギーのある方という感じでした。

その雰囲気をもって女優業を続けていたら、様々なドラマや映画でいい味を出せていたのではないかと、本当に残念な気持ちで報道を眺めていました。

 

たとえ女優を辞めて別の生き方をしてもいいのです。

ただやってはいけないことは、人の期待を裏切るような生き方はしてはいけないということです。

ここでいう「人の期待」とは、女優業を続けるということではありません。

 

自分が生きてきて出会った人は、たとえ一生会わない人でも、疎遠になった人でも、その人の中に薄かれ濃かれ記憶されています。

 

あくまでも私の意見というか、願いなのですが、人に自慢できるような生き方でなくても、失敗だらけの人生でも、「誰かの中に生きている自分」を汚すような犯罪行為などをして欲しくないと思います。

 

誰かの顔色ばかり見て、期待に沿うような生き方ばかりでは窮屈ではありますが、最低限守るべき境界線はあるのではないでしょうか。

 

私としては「その人らしく」毎日を送っていたらそれでいいと思っております。

頑張ってるのかな~という感じで。